スターバックスで働きたい！
映えるドリンクに、おしゃれな空間。神対応の店員さんに、出来る感満載のお客さん達。
そんな空間でuyuも働きたいなあ。
と、憧れすらこじらせたuyuは、スタバ熱を高めてしまった。
uyu51歳の残り時間・・・しかも働ける時間となると既に数えるほどしか残っていない。
倍率が5~30倍とも言われるスタババイト。どこまで進めるかわからないけど、応募するくらいいいではないか。
ということで、早速スターバックスのホームページを開き、近くの店舗を検索してみる。
あるある。ショッピングモールの中の店舗やドライブスルーのある店舗と。近隣でバイト募集している店舗が出てくる出てくる。オープンかクローズのできる人、土日祝できる人の文字が目立つ。飲食業界あるあるだろう。
そして、つらつらと書かれている店舗ごとの紹介や求人情報の下には「Web応募」の緑色の目立つボタンが。
ワクワクしながら真剣にどこの店舗へ応募するか思案した後。いざ「Web応募」ボタンをポチッと。
なになに・・・個人情報登録を過ぎた辺りに、お決まりの志望動機欄が出てきた。そこでuyuは急に楽観的な気分が冷め、「おっとこれは、採用の当落に直接影響する所だ。」と、おもむろにテスト対策を取る。
ネットでまず「スタバ/バイト/応募」と検索。まあ具体的な対策が書かれていること。
単に、スタバが好きなのでとか、お客様を笑顔にしたいのでだけではダメで、そこから更に踏み込んだ内容にしないといけないらしい。それプラス、なぜその店舗を選んだのかを書いた方がWeb選考を突破しやすいようである。
なるほど。本心はミーハーな理由ではあるが、一工夫した少しだけ刺さる内容にしないといけないわけだ。
そこでuyuは、本業である看護師と少しだけ関係性を持たせ「ホスピタリティー」にフォーカスさせた内容にしてみた。よし。志望動機として少し刺さりそうである。
次になぜその店舗を選んだか。
本心は、トイレ掃除がなく車通勤ができ、店舗内の座席数が少ないので雑務が少なめかなあという、やや腹黒な理由で選んだとはもちろん書けない。そこも立地による特性を踏まえた内容で書き終え、自分的にはとても満足して保存ボタンを押す。
さて内容の最終確認だ。ふむふむ中々良く書けてるぞ。
「送信」
「応募が完了しました。」
うわあ。応募してしまった！
と思ったのも束の間。すぐに「スターバックス採用担当 ご応募ありがとうございます。」と自動通知メールが届く。
内容はこうだ。「追って担当者よりご連絡差し上げます。ご応募多数の場合等、やむを得ず受付をお断りさせていただく場合もございます。」
なんだって？「お断りさせてもらいます。」って。
速攻ネットで「スタバ/Web応募/落ちる」と検索・・・うわ。落ちてる人結構いる・・・。年齢的には確実にアウトだろうし。実はuyu、2年前にたったの1年でスタバ退職してるし。これはだいぶヤバいな。
なになに。一番重要なのは、店舗が求めている時間帯で働けるか。長期間働けるか。とのこと。
そう言えば、どの時間帯で働けるか、どの曜日で働けるか、2年以上働けるかを選ぶチェックボックスがあったなあ。と送信後に思い返す。やはりオープンやクローズ、土日祝、長期間働ける人の方が選考を通りやすいようだ。
すでに後の祭りではあるが。さてuyuは、どこにチェックして送信したかな？
自分で変更していなければ、全てチェックしているはずである。
そのおかげなのか、その日の夜には、担当者より面接日程の連絡がきて、無事Web応募を通過したのであった。
ひとまず第一関門突破。さあ次は面接だ！
コメント